日本中央競馬会(JRA)は、今年の全競馬レースのスケジュールをすでに発表しました。また、各レースの開催場所、コース距離、そして参加するサラブレッドの頭数など、詳細な情報も提供されています。
こちらが、2025年に注目すべき賭けの対象となるレースイベント一覧です:
2月23日:フェブラリーステークス
フェブラリーステークスは、伝統通り毎年JRA最初のG1レースです。4歳以上のサラブレッドを対象としたダート1600mの平地スプリントで、最大16頭が参加できます。東京競馬場の左回りで行われます。
3月30日:高松宮記念
高松宮記念は昨年より2日早い開催となります。4歳以上のサラブレッドによる芝1200mの平地スプリントレースです。定員は18頭で、中京競馬場の左回りコースで行われます。
4月6日:大阪杯
このイベントは、阪神競馬場の右回り芝コースで行われる2,000メートルの平地レースです。阪神の右回り芝コースで行われる2000mの平地競走です。出走資格は4歳以上のサラブレッドの牝馬です。
4月13日:桜花賞(日本1000ギニー)
三冠牝馬(トリプルティアラ)は、その最初のレースである桜花賞から始まります。阪神競馬場の右回り芝1600mの平場で行われる3歳牝馬限定戦です。最大18頭が出走し、次期トリプルティアラ日本チャンピオンの座を狙います。
4月19日:中山グランドジャンプ
一年で最初のJ-G1レース、中山グランドジャンプは中山競馬場で開催されます。右回り、左回りの芝コースで行われる4250mの障害レースです。競走馬は16頭まで参加できますが、4歳以上のサラブレッド限定となります。
4月20日:皐月賞(日本2000ギニー)
皐月賞は日本三冠の第1戦で、右回りの芝2000mのフラットレースです。中山競馬場で行われるこのレースには最大18頭が出走します。参加資格は3歳牡馬と牝馬です。
5月4日:天皇賞・春
天皇賞(春)は、今年も昨年も月の締めくくりを飾ります。京都競馬場の右回り芝コースで行われる平坦3200mのレースです。4歳以上のサラブレッドが18頭まで出走できます。1981年にジャパンカップが創設されるまで、天皇賞は日本最大のレースでした。5月11日:NHKマイルカップ
NHKマイルは、東京競馬場の左回り芝1600mの平地競走です。1レース18頭まで出走できますが、出走できるのはサラブレッドの3歳牡馬と牝馬に限られます。
5月18日:ヴィクトリアマイル
ヴィクトリアマイルもまた、東京競馬場の左回り芝コースで行われる1,600mの平地競走です。18頭まで出走できますが、4歳以上のサラブレッド牝馬でなければなりません。ヴィクトリアマイルはNHKマイルカップに匹敵する比較的大きなイベントですが、翌週に向けたウォーミングアップのための興行です。
5月25日:優駿牝馬(日本オークス)
東京競馬場で行われる、左回り芝2400mの平地G1競走です。18頭まで参加できますが、3歳サラブレッド牝馬に限ります。
6月1日 東京優駿(日本ダービー)
優駿牝馬に続く日本三冠の第2弾が東京優駿です。東京優駿は2,400m平地のG1レースで、最大18頭が出走します。参加資格は3歳サラブレッド牝馬です。コースは東京競馬場の左回り芝で行われます。
6月8日 安田記念
6月は1年で最も競馬の開催が少ない月ですが、少なくとも2つのG1レースが行われます。1つ目は安田記念で、東京競馬場の左回り芝1600mで行われます。3歳以上のサラブレッドが18頭まで出走できます。
6月15日:宝塚記念
宝塚記念は2025年の6月を締めくくる開催でしたが、終了まであと2週間なので、8月に入る前にG3レースが2つ続きます。このレースは阪神競馬場の右回り芝コースで行われる3歳以上のサラブレッドによる平地2200mのG1です。
7月から8月
7月と8月にはG1レースは開催されませんが、9月からトップグレードのレースが再開されます。ただし、この期間中は毎週末にG3レースが予定されています。
9月28日:スプリンターズステークス
これは、日本のトップレースのひとつであるスプリンターズステークスを讃えるものです。昨年は10月初めに開催されましたが、今年から9月の最終イベントに移動しました。
スプリンターズステークスは中山競馬場で行われる芝1200mのダッシュ戦です。3歳以上のサラブレッドが最大16頭出走します。
10月19日:秋華賞
秋華賞は日本三冠の最終戦であり、3歳サラブレッド牝馬のG1戦線のハイライトです。京都競馬場の右回り芝2000mで行われます。
10月26日:菊花賞(セントレジャー)
秋華賞に続いて行われるのが、3歳サラブレッドの牡馬と牝馬による菊花賞です。右回りの芝コースで行われるこのレースには、最大18頭が出走できます。
11月2日:天皇賞(秋)
秋の天皇賞は、日本競馬で2番目に大きなG1レースです。東京競馬場の左回り芝2000mの平場で行われます。3歳以上のサラブレッドは18頭まで参加できます。
11月16日:クイーンエリザベス2世カップ
クイーンエリザベス2世カップは、3歳以上の牝馬限定のサラブレッドレースです。京都競馬場の右回り芝コースで行われるこのレースには、最大18頭が出走できます。
11月23日:マイルチャンピオンシップ
マイルチャンピオンシップは、京都競馬場の芝1600mで行われます。3歳以上のサラブレッドが18頭出走します。
11月30日 ジャパンカップ
ジャパンカップはJRAで最も権威のあるレースで、3歳以上のサラブレッドが出走する招待制のレースです。東京競馬場の左回り芝2400mの平地ダッシュで行われます。ジャパンカップは2025年の集大成でもあり、JRAのサラブレッドの最高峰が世界のチャンピオンと競い合います。
12月7日:チャンピオンズカップ
ジャパンカップの翌週にはチャンピオンズカップが開催されます。ジャパンカップをスキップしたサラブレッドや、ジャパンカップに招待されなかったサラブレッドが参戦するG1ビッグイベントです。距離は中京のダート1800メートルです。参加できるのは3歳サラブレッドのみです。
12月14日:阪神ジュベナイルフィリーズ
阪神ジュベナイルフィリーズは、2025年の3歳シーズンに向けての最終追い込みです。阪神競馬場が主催し、サラブレッドの2歳牝馬のみが出走できます。右回りの芝コースで行われる1,600mの平地競走で、最大18頭が出走できます。
12月21日:朝日杯フューチュリティ
朝日杯フューチュリティは牡馬向けに行われているため阪神ジュベナイルフィリーズよりも格上のG1レースです。この競走は2歳馬のみが出走でき、最大18頭までがスターターとして選ばれます。また、阪神競馬場の右回り芝1600mで行われます。
12月27日:中山大障害
中山大障害は、JRAの2大障害レースのひとつです(もうひとつは中山グランドジャンプ)。この競走は、中山競馬場の右回りおよび左回り芝トラックで行われ、3歳以上のサラブレッド最大16頭が出走できる4100メートルのレースです。
12月27日:ホープフルステークス
ホープフルステークスには、2歳サラブレッドの中から18頭までが招待されます。中山競馬場の右回り芝2000mの平地競走です。上位入賞馬は、2025年の3歳キャンペーンでG1候補となることが確定しています。
12月28日:有馬記念(グランプリ)
ジャパンカップが国際招待競走として国内最大のイベントであるのに対し、有馬記念はJRAの地方競馬のクライマックスイベントです。中山競馬場の右回り芝コースで行われる2500mの平地G1です。16頭まで出走できるが、3歳以上のサラブレッドに限ります。
⏰2025年の日本競馬G1カレンダー🐎