中国軍の測量艦が31日、鹿児島県の沖合で日本の領海に侵入しました。

防衛省によりますと、31日午前6時頃、中国海軍の測量艦1隻が、鹿児島県の口永良部島の南西で日本の領海内に入るのを確認しました。

測量艦は、2時間近く領海内を航行し、屋久島の南西の沖合で領海の外に出ました。

中国海軍の艦艇による領海への侵入が確認されたのは13回目で、2024年に入ってからは初めてです。

また、この海域では、2021年11月以降に10回の領海侵入が繰り返されています。

外務省は、中国大使館の公使に対し、26日に起きた中国軍機による領空侵犯も踏まえ、今回の領海侵入について強い懸念を伝え、抗議しました。

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